アトピー×奮闘記

脱ステと、それから

春にアトピーが悪化、、、原因は花粉?対処法は?

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1年中、程度の差はあれどアトピーに悩まされている私ですが
ここ数年、特に春にアトピーが酷くなります。
 
そこで、今回の記事では
  • 春のアトピーの様子
  • 春にアトピーが酷くなる原因
  • 春のアトピーの対処法
についての考察を書いていきます。
 
 

季節ごとに違うアトピー

同じアトピーと言えど、季節ごとにその出方が変わってきます。
 
私の場合:
 
春→最悪
夏→調子いい
秋→小休止
冬→悪化
 
という感じに推移していきます。
 
もちろん他の要因でアトピーが良くなったり悪くなったりはしますが
それでも他の季節と比べると、春は圧倒的にアトピーが悪化しやすいです。
 

春のアトピーの様子

数年間、春に悪化するアトピーを観察して分かったのは
 
  • 1番酷い手のアトピーはすぐに悪くなる
  • 手だけでなく、にも症状が出やすい
  • 春は全体的に肌の調子が悪い
  • 特に、天気の良い日は調子が悪い
 
ということです。
 

1番酷い手のアトピーはすぐに悪くなる

私の場合、アトピーの症状が酷いのがなのですが
春になるとすぐこの手のアトピーが悪化します。
 
普段から特に気をつけている箇所ではあるのですが、、、
それでも、春になると悪化してしまう。
 
見た目は特に赤みが強く出るわけではなく、冬と比べるとアカギレも少ないのですが、とにかく痒い。
 
皮膚の表面というよりは
皮膚の内側から火照るような、耐え難い痒みに襲われます。
 
全体的に指の関節部分が太く大きくなり、皮膚が内側からボコボコしている感じです。
 

顔にも症状が出やすい

春のアトピーで次に症状が出やすいのが、顔。
 
特に「唇や口の周りが、なんだかザラザラしてる、、、」ということが続きます。
 
また、普段は何ともない目の周りに突然症状が出ることも。
蚊に刺された訳でもないのに、まぶたが突然腫れたり、、、。
 
顔は四六時中外に出ている部分なので、変化にとても敏感です。
 

春は全体的に肌の調子が悪い

春はアトピーだけでなく、肌の調子が全体的に悪くなります。
 
冬と比べると腕や足はカサカサしないのでマシになるのですが
顔の皮膚が、なんだかザラザラ。
 
乾燥しているわけではないのですが、それでもキメやハリが失われて老けて見える、、、。
 

特に、天気の良い日は調子が悪い

春でも特に、お日様が照っていて天気の良い暖かい日は、肌の調子が悪い。
 
顔が全体的にザラザラし出すのも、決まって天気の良い日です。
 
暖かくなってきて、気分は最高なのに、、、。
 

春にアトピーが悪化する原因

春にアトピーが悪化する原因として、以下の3点が考えられます。
 

季節の変わり目

季節の変わり目は天候や気圧が不安定で、気分の浮き沈みも激しくなる時期です。
 
その変化に体が対応しきれず、その結果が肌に現れる可能性があります。
 

黄砂

日本では、春になると大陸から黄砂が飛んできますが
黄砂には、現在大陸で問題となっているPM2.5などの有害物質が含まれています。
 
空気中に浮遊する黄砂にアレルギー反応を起こし、肌が荒れることがあります。
 

花粉

そして、春にアトピーが悪化する最大の理由だと考えられるのが、花粉。
 
アトピー患者が抱えるアレルギー疾患として最も多いのも、なんと花粉症だそうです。
 
花粉症自体はそれほど珍しいものではありませんが、花粉症とアトピーは「同じIgE抗体が関与するアレルギー疾患」という共通点があります。*1
 
私自身は花粉症ではないのですが
数年前の春に突然果物アレルギーを発症しました。
また果物アレルギー発症と同時に、春になるとサラサラした鼻水が止まらなくなるように。
 
果物アレルギーと花粉症には深い関係があるので、私もほぼほぼ花粉症なのかもしれませんが。
でも、目が痒くなったりはしないんですよね、、、なぜか。
 
花粉症と言い切れるわけではないのですが、それでも春に現れる花粉にアレルギー反応が出ている ことは間違いないと考えられます。
 

春のアトピーの対処法

毎年いろいろなことを試してみてはいるのですが、春のアトピーの根本的な対処法はまだ見つかっていません。
 
これは、花粉症に根本的な対処法がないことに似ていますね。
 
もしかしたら花粉症患者が服用する抗ヒスタミン薬を飲めば症状が軽くなる可能性もありますが、出来れば薬には頼りたくない。
 
というわけで、私が行っているの
「アトピーが悪化しても掻かない」という対処法と
「アトピーを悪化させないために、体に悪いものを溜めない」という方法を続けることです。
 

①アトピーが悪化しても掻かないようにする

春にアトピーが悪化する原因に対しての治療法がない以上
アトピーが悪化しても掻かないようにする というのはとても大切なことです。
 
痒くて掻きむしってしまっては、肌がボロボロになって症状が長引くだけです。
 
どうしても痒い時に行う方法として、以下の2点があります。
 
熱湯で痒みを一時的に和らげる

どうしても痒くて気が狂いそうになる時は、患部に熱湯を当てて痒さを凌いでいます。

 
私の場合、痒いのは主に手なのですが
痒いところに熱湯を当てるのは、本当によく効きます。
どんなに痒くても、たちまち痒みが消えてしまう。
 
ただ、もちろん
熱湯をかけるのは、肌自体には良くありません。
 
熱湯は痒みに良く効く反面、肌には悪いという諸刃の剣。
熱湯を使うのは、どうしても痒い時だけに留めておきましょう。
 
私の場合、特に春は熱湯に頼りっぱなしなのですが、、、
なんだか、熱湯の効果もカンストしてきたような(汗)
 
ステロイドを使用する
壮絶な脱ステを経験した後、ステロイドはなるべく使わないようにしているのですが
どうしても痒い時は、無理せずステロイドを使うようにしています。
 
毎日毎日習慣的にステロイドを使い続けることには反対ですが
ステロイドを使わずに痒くて掻きむしってしまうよりは、ステロイドを使って症状を軽減させる方が良い時もあります。

 

②体に悪いものを溜めない

こちらの記事にも書きましたが
アトピーは、体の中の悪いものが肌に出てきた結果 だと考えています。
 
例えば、花粉が春のアトピー悪化の原因だったとして
体は、アレルゲンである花粉を体の中から排除しようとしています。
 
くしゃみや鼻水、涙などもそうですが
肌に出る発疹も、例外ではありません。
 
、、、体の中から花粉を排除することは、まぁ出来ることではないのですが。
アレルゲン反応だし。
 
それでも、他の悪いものを体の中に溜めないことは、アトピーを改善させるのに有効な事です。
 
つまり、便秘を治したり、ストレスを溜めないように心がけたり。
 
私の場合、よく眠ることで疲れやストレスがなくなり、春のしつこいアトピーが軽減することがあります。
 
また出来るのであれば、運動をして汗をかくのがおすすめです。
 
春のアトピー悪化に対しての即効的な効き目はありませんが、続けていくことで肌は確実に変わっていきます。
 

まとめ

今回の記事では
春のアトピー悪化 について書きました。
 
春は、アトピーが悪化しやすい時期です。
 
私の場合
普段から症状が出るだけでなく、などの表面に出ている部分も悪化します。
 
特に天気が良くて暖かい日は要注意。
 
 
春にアトピーが悪化する原因 として考えられるのが
  • 季節の変わり目
  • 黄砂
  • 花粉
の3つ。
 
特に花粉は、花粉症である人も多いことからアトピー肌にも悪影響を及ぼすことが多いです。
 
アトピーはアレルギーが直接の原因であるとは言い切れませんが
それでもアトピーとアレルギーには切っても切れない関係があります。
 
アレルゲンの多い春にアトピーが悪化するのは、必然的だと言えるでしょう。
 
 
そんな春のアトピーに対する対処法は、残念ながらありません。
 
ただ
  • 痒くても掻かない
  • 悪いものを体に溜めない
ということを心掛けることで、アトピーが長引かずに済みます。
 

 

おわり!