アトピー×奮闘記

脱ステと、それから

脱ステ前はステロイド依存症だった

小さい頃からアトピーに悩まされてきました。

 

そして2009年7月21歳の時

何も分からないまま脱ステロイド(脱ステ)をしました。

 

今回の記事では

脱ステをする前の私が、いかにステロイドに依存していたかについて書きます。

f:id:akane1033:20171107010448j:plain

物心ついた頃からアトピーだった

いつからアトピーだったかは定かではないんですが

覚えている限りだと小学1年生の時には既にアトピーでした。

 

皮膚科でアレルギーテストを受けて

ハウスダストアレルギーだと診断されました。

 

脱ステ前までのアトピー治療

脱ステ前までは

皮膚科の先生が言った通りのことをしていました。

 

つまり

皮膚科に行き、ステロイドを処方してもらい、薬がなくなったらまた皮膚科に行く

ということを延々繰り返していました。

 

これは、ほとんどのアトピー患者が経験あるのではないかと思います。

 

あと皮膚科医からは

  • 自宅の床をカーペットからフローリングに
  • 羽毛布団は使わないように
  • ぬいぐるみも極力避けて

というような事も言われましたが、これはどれも実践してませんでした。

 

ぬいぐるみ大好きで、なかなか捨てる気になれなかった。

 

どこに行くにもステロイドを持ち歩くようになった

思い出せる限りだと

既に中学生の時にはステロイドを持ち歩くようになっていました。

 

中学1年生の時に、バレーボール部に入部したんですが

その時から手のあかぎれが酷くなりだして。


その頃から、肌に何か現れたらとにかくステロイドを塗るようになっていました。

 

大量のステロイドを塗っていた

ステロイドを塗る量に関しても、かなりの量を使っていました。 

それはもう、ハンドクリームを塗るかのように。

 

昼間だけでなく夜も、毎日ステロイドを塗ってその上に綿の手袋をして寝ていました。

 

ステロイドに救われた思春期

特に思春期の頃は毎日欠かさずステロイドを塗っていました。

 

アトピー肌って、すごく醜いんですよね。

「なんで自分だけこんな肌なんだろう、、、」と、すごく悩みました。

 

でも、ステロイドを塗れば大丈夫。

普通の子と同じきれいな肌になって、耐えがたい痒みから解放される。

 

いま考えると

学生時代はステロイドのおかげで、肌に対してそこまでコンプレックスを持つことなく生活できていたんだと思います。

 

ステロイドの危険性について何も知らなかった

いくらステロイドに助けられていたからと言っても

脱ステを経験した今では、以前の私のステロイドの使い方は間違っていたとはっきり言えます。

 

今はインターネットで何でも調べられる時代ですが

当時は、その毎日使っている薬について調べようという気さえ起きなかった。

 

だって

専門医である皮膚科医がこれ塗れって言うんだから。

 

毎月毎月、ステロイドをもらうためにだけ通っていた皮膚科には

ステロイドの危険性について、特に詳しい説明はされませんでした。

 

もしかしたらされたのかもしれませんが

なんせ随分小さい頃から通っていたので、私自身は特に説明を受けた記憶はありません。

 

塗るだけで自分の肌がウソのように綺麗になる、魔法の薬。

私がその虜になるのに、そう長い時間はかかりませんでした。

 

当時の私は、ステロイド依存症だったという事が出来ます。

 

ステロイドを塗ることが日常生活の一部となり、その状況は10年以上続きました。

 

脱ステをすることになったきっかけについては、こちらの記事から↓

 

おわり!