アトピー患者とは切っても切れない関係である皮膚科。
私は10年通い続けた皮膚科で嫌な目に合いました。
嫌な目、、、というか
ステロイドを処方する以外、何もしてもらえませんでした。
たとえ完治の方法が見つかっていないアトピーと言えど、長期使用の勧められていないステロイドを特に何の説明もなく処方し続けるのは、良い皮膚科医だとは言えません。
私自身の経験をふまえ、今回の記事では
アトピー患者が皮膚科を選ぶ際に注意すべきことについて書きます。
前提として
アトピー患者は皮膚科医のいい金づる?
すべての皮膚科医がそうだとは言いませんが
「完治することもなく、ステロイドだけを処方していれば決して離れていかないアトピー患者はいい金づるだ」
と思っている皮膚科医もいます。
確かにステロイドはアトピー患者にとって必要なものですが、もしその皮膚科が診察を疎かにしてステロイドしか処方しない無能な医者なら、いますぐに切るべきです。
皮膚科を選ぶ際に注意すべきこと
ステロイドという薬についてきちんと説明してくれるか?
アトピー患者に最もよく使われる「ステロイド」。
この薬はとてもよく効きますが、万能薬ではありません。
皮膚科医を選ぶ際はステロイドの良い面だけでなく悪い面もきちんと説明してくれるかどうかをぜひチェックしてみてください。
その上で、一緒にステロイド使用のプランを立ててくれる皮膚科医がベストです。
肌だけでなく、患者の生活の様子も診てくれているか?
アトピーは、例えばハウスダストアレルギーなどの他の要因が重なって悪化することもあります。
初診では、そのような患者の環境を知るために患者の生活の様子などについても聞いてくるはずです。
肌だけ診て症状を決めつけてしまう皮膚科を、私はあまり信用できません。
ステロイドを出さない医者が良い医者とは限らない
最近では「ステロイドは悪」という風潮もありますが
「じゃあステロイドを出す医者は悪い医者なのか?」というと、必ずしもそうではありません。
逆に言えば、ステロイドを出さない医者が良い医者とも限りません。
重要なのは「アトピー完治の方法はまだ見つかっていない」ということ。
つまり誰もアトピーの完治法など知っているわけがなく、ステロイドを使う医者も使わない医者もそれは同じです。
まとめ
今回の記事では
アトピー患者が皮膚科を選ぶ際に注意すべきことについて書きました。
- ステロイドという薬についてきちんと説明してくれるか?
- 肌だけでなく、患者の生活の様子も診てくれているか?
- ステロイドを出さない医者が良い医者とは限らない
皮膚科を選ぶ際は、この3点に注意してみてください。
もしいま通っている皮膚科がステロイドしか出さない医者であるなら、別の医者にセカンドオピニオンを求めてみるのも、あなたのアトピーに有効です。
出来ることなら、多くの医者の意見を聞いてみてください。
最後に
私は脱ステ前、ステロイド依存症でした。
なぜそんなことになったのかと言えば
通っていた皮膚科医が、ステロイドという薬についてきちんと説明してくれなかったから。
私は残念ながらまだ、ステロイドについて満足のいく説明をしてくれる皮膚科医に出会ったことがありません。
一緒にアトピーという病気に向き合ってくれる皮膚科医がいたらいいんですが、、、
自分に合った医者を見つけるのは、なかなか難しいものです。
壮絶な脱ステを経験して試行錯誤を繰り返し、現在では自分である程度症状をコントロール出来るようにはなりましたが
可能であれば専門家である皮膚科医の力も借りてみたいものです。
おわり!