脱ステ中は心身共に辛い状態が数年続きます。
脱ステ中の家族・友人を持つ周りの方も、見ていてきっと辛いと思いをすることでしょう。
私の場合、脱ステした時に1番近くに居たのが当時同居していた彼氏、現在の旦那でした。
彼の振る舞いは、脱ステ中の私の大きな救いとなりました。
今回の記事では
脱ステ中に「助け」となるものについて、脱ステを経験した私の実体験を基に書いていきます。
脱ステ中の家族・友人にどんな風に接していいのか悩んでいる方にも、ぜひ読んでいただきたいです。
普通の生活を心がける
特に脱ステ初期は体が辛いので、ある程度動けないのは仕方のない事ですが、それでも横になっているだけでは何も解決しません。
「アトピーがどれほど酷いか。」
「自分がどれだけ惨めで可哀そうか。」
ただ横になっているだけでは、延々とそんな事を考え続けてしまうだけです。
それよりはある程度起き上がって普通の生活をした方が、アトピーについて考える時間が減りメンタル的にもいいです。
私も脱ステ中は体を動かすのも辛くて寝てばかりいたんですが
旦那からは食事を作ることも頼まれたし、変な話ですが夜の生活も特に変わらず続けられました。
、、、まぁ、これはどちらも辛かったんですが。
まずは「普通の生活」という目標を持ち、目の前の辛い事を直視しすぎないことも大切です。
ステロイド以外のアトピー軽減法を試みる
ステロイド離脱症状が起こっている間は、あれだけ万能なステロイドでさえ効かなくなります。
対処療法としてステロイドが主なアトピー性皮膚炎という病気にとって、ステロイドが効かなくなることは絶望を意味します。
その中で、ただ横になって脱ステが終わるのを数年待ち続けるだけでなく
自分からアトピーに立ち向かっていける「手段」があるのは、精神衛生にとって非常に大切なことです。
私の場合、旦那が東洋医学に精通していたので、脱ステ中は様々な東洋医学療法を試みました。
ステロイドという唯一頼りにしたいた薬に裏切られた私にとって、東洋医学は脱ステ中のわずかな望みでした。
東洋医学はステロイドのように即効性はありませんが、それでも長く続けていくことにより症状が改善していきます。
別に東洋医学である必要はありませんが、とにかく本来持つ自然治癒力を回復させることを目標にします。
「アトピーが治る!」と謳う商品を試すよりは、運動や食事療法などの基本的なことを試すべきです。
そうすることにより体の自然治癒力で脱ステからの回復が早まりますし
何より脱ステという辛い状況を抜け出すために出来ることがあるということ自体が「救い」となります。
【参考記事】
脱ステ中の家族・友人を持つ方へ
私は脱ステ中、一緒に住んでいた旦那にとても助けられました。
脱ステ中の旦那の振舞いについて、何が助けになったのかを以下に書いていきます。
大切なのは「普通に接すること」
脱ステ中、私にとって1番救いとなったのが
真っ赤に腫れあがったゾンビのような私にも、普通に接してくれたこと。
脱ステ中は、自分の存在に対して疑心暗鬼に陥ります。
「こんな酷い見た目で、みんな私のことを気持ち悪く思っている。」
「もう一生、このまま治らないのかもしれない。」
「こんな風に暮らしていく位なら、いっそ消えてなくなってしまいたい。」
そんな時、そばにいて自分を受け入れてくれる存在が、どれほど救いになった事か。
甘やかさない
私が脱ステ中、旦那は「頑張れ!」と励ましてくれたわけでもないし、逆にメソメソ泣いてるとものすごく怒られました。
そのことで「こんな事ではダメだ!」と思う自分を強く保つことが出来ました。
元々の性格やメンタルのコンディションにもよりますが
あまりにもずっとメソメソとネガティブになっているようならあまり甘やかさないのも愛情のうちだと考えます。
まとめ
今回の記事では
脱ステ中に「救い」となったものについて書きました。
- 普通の生活を心がける
- ステロイド以外のアトピー軽減法を試みる
脱ステ中は体を動かすのも辛いですが、ずっとベットに寝てばかりいても何も解決しません。
脱ステは、いつか必ず終わります。
今は大変ですが、出来る限りポジティブでいることも大切なことです。
また、脱ステ中の家族・友人を持つ方は
- 普通に接する
- 甘やかしすぎない
この2つを意識してみてください。
脱ステ中の私は、旦那のこの2つの振舞いにとても助けられました。
最後に:気長に待つことも大切
私の場合、脱ステには約2年ほどかかりました。
その間、楽しい日よりは辛い日の方が圧倒的に多かった。
でも、辛い時は必ず終わります。
気長に、忍耐強く待つことも、結果的には脱ステの助けとなります。
おわり!